赤字を改善するべきメリットとデメリットを解説!

経営論

今日も当ブログに来て頂きありがとうございます!

今回のお話は、

赤字のメリット、デメリットについてお話しします!

そして、

赤字を改善するべき理由赤字の改善方法説明していきます!

これを知る事でこんな理解を深める事が出来ます!

  • 赤字にする唯一のメリットを知る事が出来て、有効活躍できる
  • 赤字になるデメリットを知る事が出来て、改善するべき理由がわかる
  • 赤字の改善方法を知る事が出来る

以上です!

是非最後まで一読して頂ければと思います!

ヨコ海苔
ヨコ海苔

先にプロフィールです!よければ見ていってください!

はじめに結論からお話していきます!

赤字は初めの何期かは大丈夫でも、最終的には会社の首を絞めていきます。

銀行から融資を受けて、資金を回して経営をしていたとしても、

銀行に融資を断られたら資金繰りは悪化し、一気に会社は『倒産』の道へ進みます。

銀行会社の将来性は見てもらえますが、貸借対照表を見て会社の財務の健全性を重要視します。

そうですよね!

銀行も不良債権は出したくないですから債務超過が進んでいる会社に銀行側も融資をするのはなかなか難しいというのも理解ができるかなと思います。

そして、会社の規模によって取引する銀行も変わります

私達中小企業にとって味方となってくれるのは銀行なのか?信用金庫なのか?

という事について書いている記事があるので、併せて読んで頂きたいと思います!

では、本題に行ってみましょう!!

赤字にする唯一のメリットとは??

赤字の時に一つだけメリットがあります!

それは、法人税がかからない

という事です。

貸借対照表は、会社が開業してから今現在迄の経営の総評を表すもので、資産より負債が大きくなると、債務超過となります。

この債務超過が解消されるまで、法人税はかかりません。

開業してから今現在までに積み上げた利益、繰越余剰金があれば法人税はかかってきますが、

債務超過状態で一期黒字を出しても、

今期出した利益に対して法人税はかかりません!

これが、赤字を出すメリットとなります。

そして、もう一つ赤字を出すメリットには深みがあります!

太郎社長
太郎社長

前期は黒字だったけど、今期は赤字なんだよなー。去年は法人税払ったけどなんだかなー。

安心してください!

少しですが納税した法人税が返ってくる可能性があります!!

詳しい専門家さんの記事を見つけましたので添付します!

法人税の還付金とは。制度を理解して企業の成長のために役立てよう
今期が赤字になってしまったら、黒字だった前期に払った税金を戻すことができる制度があります。 法人税の還付金について、そしてその還付金を受けることができる制度についての知識を深めて理解し、上手に利用して企業の成長のために役立たせましょう。

時には赤字を出すのも悪い事ばかりでは無さそうですね!

是非突然赤字になった際はこの処置を取ることをオススメ致します。

(出来れば赤字はだしたくないんですけどね、、、)

赤字になるデメリット、赤字を改善するべき理由

赤字は少額の赤字なら翌年に取り戻す事は可能だと思うのですが、累積赤字が大きくなってくると本当返済していくのが大変です。

私も体験済みの話ですが、、、 

私の実体験ですが興味ある方は是非コチラも↓↓↓

会社を改善したいと考えて、

債務超過から繰越余剰金を貯まるようにするって結構〜大変で、私も苦労しました。

赤字は法人税がかからないというメリットがありますが、

出た利益は基本的に返済に回ってしまうので、なかなか安定した余剰金、運転資金を確保出来ない

良くなっているんだか、なっていないんだか、よく分からない気持ちになります。。。

だけど確実に改善しています。

コツコツ結果をだして、

利益が積み上がってくるとこんな事が良くなります!

  • 資金繰が楽になる
  • 銀行との融資の交渉が楽になる
  • 目先の売上ではなく、来季の予測や、資金の用途が考えられる
  • 将来のビジネスモデルを創造出来る
  • 新しい事にチャレンジする種銭が出来る

等等

非常に経営はしやすくなりますし、経営がワクワクしてきます!

なので非常に地味なんですが、まずまずはコツコツ改善黒字を積み上げていく

ここが重要だと思います。

赤字の改善方法

コストを削減する

資産の売却

売却により、資金繰りの改善、

資産を持つという事は維持するコストがかかる事なんです。

現在事業の運営に必要ではない資産を手放す事によって、毎月のコストを下げる事が重要です。

人件費削減

悲しいですが、この決断をしなくてはならない場合もあるかもしれません。

今まで勤めてくれた社員に希望退職者を募り、会社を存続させなくてはならないかもしれません。

私も経営者として、絶対に阻止しなくてはならない事ではありますが、潰れてしまっては本末転倒。。。

可能性はゼロでは無いですよね、、、

しかし、人材は会社の宝だと考えているので、本当どうにもならない場合のみ検討する事を私はオススメ致します。

出資者を募る

自己資本を高めて、債務超過の改善、

難しいのは赤字の会社に出資する人がいるのかどうかという事と、赤字の原因となっている根本的な事が改善されていないのが問題ではありますが、一時的に資金を調達し延命する事は可能です。

延命し、次の解決策を練るという状況になると思います。

しかし資本金を高くするのは、税率等も変わるのでよく注意する必要があります。

それと、株式を買って出資をしてもらうという事はオーナー会社では無くなると言う事。

経営権を持つ人が増えるという事なので、今までの経営の仕方は出来ないかもしれませんので、気をつける必要があります。

業務の改善

いくつも商品を作っている場合、又は事業を展開している場合、多店舗展開をしている場合、赤字が出ている商品、事業、店舗等の運営を改善して利益を出すか、辞めてしまうか。という決断をしなくてはなりません。

想いがある物、事はありますが、そんな事を言っている場合ではないので、淡々とやらなくては行けないかもしれません。

あとは、細かい事ではありますが、小さな改善を繰り返し、生産性の向上、無駄なロスや赤字をだしている仕事をなくす事で、少しづつ良くなっていきます。

本当地道だし地味ではありますが、それが一番大切な事なのかもしれません。。。

是非次の記事も併せて読んでください!きっと改善に繋がる一つになると思います!

オススメな書籍あります!

是非コチラの記事もご参考にして頂ければと思います!

最後に

何かを始める時、何かを行う時、必ず事業は資金が必要になります。

なので借入が悪い訳では無いと思います。

しかし、自分、自社のキャパシティーをはみ出る事はお勧めしません。

私はのんびりやで借金に追っかけられたくないので、自己資金で運営する会社を目指してきましたし、これからもそうする予定です。

仕事は好きなので仕事に追われるのは全然いいんですけど、、、笑

事業を始める際、短期、中期、長期の計画の中で、最初は赤字の事業も計画内であって、中期的には黒字化すると推測できるのであれば問題ないと思います。

だけど、本事業を崩すような事業は最終的には会社全体を苦しめます。

すぐに手を引いてみるのも一つの策だと思います。

本事業でも十分に吸収できるサイズ感を大切にして、チャレンジしていきましょう!

私も新しく新規事業を来年度から開始する予定で

生花店、農園、続いて、造園業を今年M&Aを行いました。

事業の六次化を進めるとともに、今行なっている生花、農園に関係性の高い造園業、

来季からスタートしますが、初めての事であるので、非常にワクワクと不安が有ります笑

ここでしっかりとそれぞれの事業を育てられれば、街や地域に対してより一層社会貢献出来ると信じて進んでいきたいと思います!

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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